2020.05.03 Sunday
熊谷探訪記
JUGEMテーマ:お出かけ
令和2年2月21日(金)、埼玉県熊谷市を訪ねました。
熊谷と言えば、夏の最高気温を観測するところーそれだけじゃなくって、
歴史・文化・自然・グルメ、いろいろな魅力のあるまちなんです。
案内役は、熊谷で活躍中のKさん。貴重な一日をいただき、ありがとうございました!
東京駅で、潮来のYさんと待ち合わせて、8時56分発籠原行きのJR上野東京ラインのグリーン車に乗りました。上野駅から、浅草のFさんが乗ってきました。グリーン車ということもあり、ほぼ貸切状態。3人であれこれ、お喋りしている間に、熊谷駅を乗り過ごし、気が付けば終点の籠原駅に着いちゃいました!
熊谷駅に無事、到着。Kさん、遅れてごめんなさい!駅構内の飲食店街に「熊谷うどん」の看板あり。どうやら熊谷ではうどんが美味しいらしい。
熊谷駅を出ると、Yさんが、バスを見て、「あ、ニャオざね!」とすぐに気づいた。Yさんは、こういったキャラクターなんかにやたらと詳しい。「ニャオざね」は、ねこの鳴き声に熊谷の武将「熊谷次郎直実」公をプラスした埼玉県熊谷市のマスコットキャラクターなんだそうです。
まず、地元で人気の熊谷うどんのお店「手ぶちめんこ 千代屋(せんだいや)」に行きました。写真の「スペシャル」で715円(税込)。美味しい、美味しい。11時頃着きましたが、気が付くともう満席。何でも熊谷ではその昔、お米が取れなくて、代わりに小麦をつくっていたので、うどんを食べるようになったそうです。是非また行きたいお店です。
浅草のFさんは、「用事があるのでお先に帰ります」。また、会いましょう!
熊谷駅から徒歩3分に、「ニットーモール」があります。http://www.nittohmall.com/index.html
Kさんが講師を務める英会話スクール「エルモール」は、このショッピングセンターの一階にあります。http://elmall.chigasakischool.com/。 Kさんは最近、英検一級を取ったらしい。凄いな!
この日はレッスンの最中でした。白を基調とした、おちついた雰囲気のスクールです。最近はオンライン講座が好評のようです。
隣には、「ティアラ」というショッピングセンターもあり、品揃えが豊富。http://tiara21.co.jp/
次に訪ねたのは、利根川の「葛和田の渡し」です!
葛和田の渡し(赤岩渡船)は埼玉県熊谷市葛和田と群馬県邑楽郡千代田町赤岩の間を通る利根川の対岸同士を結ぶ渡船です。埼玉県道・群馬県道83号、熊谷館林線の代替渡船で、県道の一部として位置づけられる『県道扱いの渡し船』です。
文献には、永禄年間(1560年頃)に上杉軍の渡過に使われた記録もある歴史ある渡船。江戸時代には年貢米や参勤交代の荷物をはじめ、生活物資等の集積場としても賑わいました。明治時代の中頃には鉄道等をはじめとする交通機関が発達したため、渡船場としての機能だけが残りました。大正15年(1926年)からは群馬県が運営し、昭和24年(1949年)に群馬県から千代田町へ運営が委託されました。(以上、くまがやネットより引用 https://www.kumagayakan.net/kumagaya/map/point23.html)
黄色い旗を掲げると、対岸(群馬県)から渡し船がゆっくりとこちらに向かってきます。船には船長とお世話係のおじさんが乗っています。私たちはオレンジ色のライフジャケットを着て船に乗りました。この船は通勤・通学用なので、「観光客はお断り」と注意書きに明記されていましたが、お世話係のおじさんは、やさしく、「いいよ」と言ってくれました。この河川敷は、グライダーの練習場にもなっていて、広い青空を見上げると、グライダーが数機、浮かんでいました。https://www.city.kumagaya.lg.jp/kanko/midokoro/glider.html
熊谷の観光のみどころで外せないのが、国宝「妻沼聖天山(めぬましょうてんざん)」。平安時代末期の武将、斎藤別当実盛が12世紀に開いたという、由緒あるお寺です。http://www.ksky.ne.jp/~shouden/engi.html
今回は見学しませんでしたが、妻沼聖天山歓喜院の本殿「聖天堂」は約7年間の「平成の大修理」を経て平成23年から一般公開されています。http://www.konishi-da.jp/panorama/index.html
妻沼聖天山の境内には参拝者向けのお店も多い。「でっかいいなり寿し」食べてみたかったな。
場所を変えて、おやつタイム。Kさんが案内してくれたのが、「三河屋」https://www.okashi-mikawaya.jp/
和菓子・洋菓子の両方をつくっていて、お店の奥のイートインコーナーでいただくことができます。
私たちが選んだスイーツ。ちょっと疲れた私たちはホッと一息。ごちそうさまでした!
Yさんと私は、Kさんと別れ、熊谷駅近くの銭湯「さくら湯」で汗を流しました。こんな町中の銭湯に入ったのは何十年振りかな。なかなか出来ない貴重な経験をしました。
Yさんと東京方面のグリーン車に乗る。帰りも貸切状態。
上野駅で下車して、東京の滞在先へ。いつもは観光客で賑わう不忍池の弁天堂は閑散としていました。
熊谷を訪ねた令和2年2月21日、新型コロナウイルスの一日の国内感染者数は15名程度でした。その後、史上初の緊急事態宣言が出され、この記事を書き終わった5月3日、一日の国内感染者数は300名を超えています。今回紹介した熊谷のお店や施設も臨時休業を余儀なくされていると思いますが、近い将来、新型コロナが収束し、私たちもまた、あの熊谷うどん、あの三河屋さんのスイーツ、あの利根川の渡し船のおじさんに会えることを楽しみにしています。Kさん、再開を期して。
クマガイソウ https://www.city.kumagaya.lg.jp/kanko/meibutsu/kumagaisou.html